One Day

Day 5120260414 / 晴れ

右手前からイワオヌプリ、アンヌプリ、そして左奥に羊蹄山 右手前からイワオヌプリ、アンヌプリ、そして左奥に羊蹄山が続く

4月の中ごろになると、ニセコの山は一気に春めいてくる。山肌のところどころで雪がとけ、地面やハイマツ、笹が露出して、黒いマダラ模様を作っている。三寒四温と言われるように、好天が数日続いたかと思うと、ぐっと冷え込んで風も強くなったり、時にはまた雪が降ったりするような天気を繰り返す。次第に日中の気温が10℃を超えるようになってくる。それが、春のスキーシーズンの始まりの合図だ。

「え?まだスキーできるの?」という声が九州から聞こえてきそうだ。
北海道では、ゲレンデもゴールデンウィークまで営業しているところもある。山に行けば、「ザラメ」や「フィルムクラスト」といった、春ならではの雪を楽しむことができる。パウダースノーに引けを取らない、いや、むしろ、僕はこっちの方が好きかもしれない。
春になると、スキーをするにも軽さが出てくる。ウェアや装備も軽いものになるし、スキーやブーツも厳冬期より身軽なもので充分だ。仲間とお喋りしながらゆっくり斜面を登り、山頂で休憩したり、スキーを使ったハイキングという表現がピッタリだ。宿泊道具を持って山で一泊っていうのも楽しい。トレイルにも縛られない、まさに「自由」な世界なのだ。

テキスト・写真/豊嶋秀樹

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